ザーレさん :制服着てても、屋外の授業は冷えるね、ありぃ。
オーデルさん:は、はい。そうですね。
ザーレさん :ありぃ、おしっこがまんしてるでしょ。
オーデルさん:え、あ、その。
ザーレさん :見れば分かるよ。そこの木陰でしてきちゃえば?
ぱって行ってくれば、ばれないよ。
オーデルさん:で、でもぉ。
ザーレさん :でも、授業終わるまでがまんできないでしょ?
オーデルさん:は、はい。キツいですぅ。
ザーレさん :だったら、おもらししちゃうよりマシでしょ?
わたし、見張ってるから。
オーデルさん:で、でもぉ。
ザーレさん :ほら、今ならまだ間に合うから、ね。
オーデルさん:は、はいッ。とたとたとたっ。
ザーレさん :まったく、あの子は。
オーデルさん:あ、あの、、、
ザーレさん :終わった? こっちおいで。
大丈夫、誰も気づいてないよ。
オーデルさん:は、はい。
ザーレさん :ありぃ。
オーデルさん:なんですか?
ザーレさん :間に合わなかったんでしょ。
オーデルさん:えっ、あっ、それは。
ザーレさん :見れば分かるよ。間に合わなかった顔してるもん。
オーデルさん:すいません、せっかく、ちぃが声かけてくれたのに。
ザーレさん :今日は寒かったからね、仕方ないよ。
オーデルさん:ぐすっ。
ザーレさん :大丈夫、濡れてるの、そんなに目立たないから。
普通にしてれば、へいきへいき。
オーデルさん:は、はい。
ザーレさん :授業終わったらすぐにぱんつ乾かすから。
それまでちょっとだけ、冷たいの我慢してね。
オーデルさん:はい。ちぃ、ありがとうございますぅ。
ザーレさん :もぉ、泣かないの!
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拍手をいただいています。
ありがとうございます。
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