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ブログ・おもらし抒情

おしっこは我慢するけど 言いたいことは我慢しません。

吾が愛しの黒嘘姫。

ふだん、あまり書かないようなことを。
黒嘘姫こと黒沢さんと、高倉くんについて。

二人のお話のタネあかしのような内容と、
これからのお話についても書きますので、
もし「そんなこと知りたくなかったよ!」
という方がいらっしゃいましたら、
読まずにおいてください。



拍手をいただいています。
ありがとうございます。







今や幣サイトの看板おもらしカップルとなった(笑)
黒沢さんと高倉くんですが、
当初の構想では、『夢見る頃を過ぎても~』
で、二人はお付き合いをすることなく、
黒沢さんは彼氏との関係を続ける、
という内容を考えていました。
 ところがまぁ、高倉くんもっとがんばれ、
と、彼にずいぶん肩入れしてしまい、
二人はお付き合いをする結末になり、そして、
黒沢さんが実は現役おねしょっ娘、
という新事実が明かされ、二人は同棲するようになり、
今に至るのですが、
最初期の案はまったく違う展開だったんですね。
以下に、ざっと当初案を。

 黒沢さんは彼氏とお付き合いを続けたまま、
ときどき高倉くんを呼び出しては、
自分のおもらしを見せたり、高倉くんにおもらしを
させたりする。
それでも高倉くんは、黒沢さんが好きなので、
いびつな二人の関係が続いていく。
やがて、黒沢さんにとって自分はいったい何なのか、
と、高倉くんが問うと、
黒沢さんは、中学時代の高倉くんのおもらしを
見たことにより、自身がおもらしで興奮する
性的嗜好であったと気づいてしまったこと、
彼氏では満たせないその性的欲求を満たすため、
高倉くんを利用していること、
そして、高倉くんのおもらしを、ずっと
「おかず」にしていたことを告げる。
それを聞いた高倉くんは、自分は黒沢さんの
彼氏になれなくても、彼女を満足させられる
唯一の存在であると確信し、
大きな幸福を感じて、お話の幕は閉じる。

というものでした。
黒沢さんと高倉くんがお付き合いをしてしまったので、
この案は没となったわけですが、
後半部分についていえば、
『薔薇の腕~』として書いており、
ですのでこれが、実質的な黒沢さん&高倉くんの
ラストエピソードとなる、予定でした。
ところが。

 『薔薇の腕~』では、黒沢さんと高倉くんの、
「奇妙な主従関係」が描かれているのですが、
これは

『ホーキーベカコン』
 著:笹倉彩人 企画・原案:谷崎潤一郎『春琴抄』より
 監修:Mint 出版:KADOKAWA

という漫画の影響に他なりません。
冒頭から主人公の少女のおもらし、という
衝撃的な場面でしたし、
その耽美で倒錯的な世界観にすっかり
魅せられてしまい、
『薔薇の腕~』は書かれた、といっても
過言ではないでしょう。
 さて、ここで、二人のお話の別の結末が
うかびました。
『ホーキーベカコン』および原作の『春琴抄』は
音楽に天賦の才を持つ盲目の女性に、
奉公人の男性が自らの視力を捨ててまで献身的に仕える、
というお話なのですが、
主である女性は、従である男性よりも早くにこの世を
去ります。
つまり、従は主の死を見届けた。

「高倉くんが、黒沢さんの死を看取る」。

 高倉くんは死に際する黒沢さんに、
きっと盲目的なまでに献身し、お世話をするでしょう。
当然、排泄のお世話も。
ときには、性的に彼女を満たすこともするかもしれません。
二人の結末にふさわしいかもしれない。
この漫画を読み思いつきました。
けれど、黒沢さんに死んでほしくない、という気持ちが、
いまのわたしは強いのです。
 こんなことをここで書くのもおかしなものだなぁ、
と、思いつつも、
素直な今の気持ちを文章にしてみたくもあり。
 できることならば、黒沢さんに死んでほしくない。
大好きな人の死ほど、悲しいものはありません。
せっかくお付き合いしたのだから、
仲良しのままずっといてくれればいい、
いてほしい。確かな希望。
わが愛しの姫君様、
どうか、貴女の死が遠いとおい彼方の出来事でありますよう。
祈り、祈り、祈り。

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