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ブログ・おもらし抒情

おしっこは我慢するけど 言いたいことは我慢しません。

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魔法学校女子寮より。14

ザーレさん :ありぃ、一緒に寝よッ。

オーデルさん:はい! 痛ッ!

ザーレさん :ごめん! 足の爪、引っかかっちゃった?

オーデルさん:大丈夫ですぅ。

ザーレさん :いや、大丈夫じゃないなぁ、爪切らないと。
       ごめんね、切ってくる。

オーデルさん:お手伝いしましょうか?

ザーレさん :え? 自分でできるけど。

オーデルさん:いいですか?

ザーレさん :いや、甘えちゃおうかなぁ。いい?

オーデルさん:はい!

ザーレさん :人に爪切ってもらうのって、なんだかどきどきするね。

オーデルさん:不安ですか?

ザーレさん :そうじゃないけど、でも、なんかさ。

オーデルさん:ちぃの脚、すべすべできれいですぅ。

ザーレさん :んんッ。やっぱり、どきどきする。
       、、、ところで、今回おもらししてないね。

オーデルさん:そうですね。珍しい、、、

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魔法学校女子寮より。13

オーデルさん:けほ、けほ、けほん。うぅ、あたま痛いですぅ。

ザーレさん :完全に風邪だね。今日はゆっくり寝てな。

オーデルさん:けほ、、、、はい。

ザーレさん :これ、お薬、飲んで。

オーデルさん:え、あ、ありがとうございます。
       、、、ううぅ、苦いですぅ。

ザーレさん :薬だからね。それから、お水いっぱい飲んで。

オーデルさん:ありがとうございます、こくこく。

ザーレさん :はい、これ。

オーデルさん:え? 何ですか?

ザーレさん :おむつだよ。ほら、当ててあげるから、脚上げて。

オーデルさん:え、えええ!? そんな、おむつ、なんて。

ザーレさん :さっきのお薬、すごい強い利尿作用と睡眠作用が
       あるんだ。まず起きられないよ。
       それに、布団濡らしたら、ますます風邪ひどくなるよ。

オーデルさん:でも、、、

ザーレさん :大丈夫だよ、わたしが全部替えるから。

オーデルさん:そんな、、、でも、、、

ザーレさん :それとも、わたしじゃない人に替えてほしい?

オーデルさん:え!? それは、、、ちぃが、、、いいです、、、

ザーレさん :素直でよろしい。じゃあ、当てるよ。

オーデルさん:は、はぃ、あ、ありがとうございます、、、

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魔法学校女子寮より。12

オーデルさん:ふぁぁ、いい朝ですぅ。おふとんもぬれてません!
       でも、あれ、くんくん、、、

ザーレさん :あ、ありぃ、おはよ。どしたの? 変な顔して。

オーデルさん:おふとん、ぬれてないのに、その、
       すごくおしっこのにおいがします、、、

ザーレさん :やっぱり、においは取れないかぁ。

オーデルさん:えっ?

ザーレさん :ありぃ、よく寝てたからさ、起こしちゃかわいそうかなって。
       ふとんとパジャマ、魔法で乾かしたんだけど。

オーデルさん:そうだったんですか!? すいません、ちぃ。

ザーレさん :別に、いいよ。もっと魔法がうまければ、
       洗いながら乾かす、なんてできるのかもしれないけど。

オーデルさん:布を焦がさずに乾かすなんて、やっぱり
       ちぃはすごいです!

ザーレさん :そう? まだまだだよ。さ、授業始まる前に洗濯しちゃおうか!
       今日もいい天気だよッ!

オーデルさん:はい! ちぃ、ありがとうございます!

ザーレさん :(おねしょしたの、わたしなんだけどね、、、)

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魔法学校女子寮より。11

ザーレさん:うぅ、重、、、
      ありぃ、なんでいつもわたしの上乗ってくるんだろ。
      ほんと寝相わるいんだから。
      しかもおなかの上とか。これじゃ熟睡できないじゃない。
      ありぃといっしょに寝るのはいいけど、
      寝不足はかんべんしてよぉ。
      どぉしよ、でも、落とすのもかわいそうだし。
      ありぃ、どいてよ!

オーデルさん:すや~。

ザーレさん:もぉ、もしわたしがおねしょしちゃったら、
      ありぃ、あたまびっしょりだよ! どうするの!
      え、それって、、、
      、、、ありぃに、わたしの、、、かけちゃう、、、
      どんな顔、するかな、、、
      そう言えばいつだったか、ありぃにだっこされたまま
      しちゃったよね、、、
      ありぃ、あの時、「あったかかった」って、
      わらってくれた、、、
      ちょ、わたし、なに考えてるんだろ!
      へんな気持ちになってきちゃったよぉ。
      ありぃ、とにかく降りて!

オーデルさん:すやすや、すや~。

ザーレさん:もぉ! ありぃ!
      ほんとに、このまま、しちゃうぞ、、、



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魔品について。

本文はまたくどくど長いので、先に。
今週末あたりには、新作の短編を載せられそうです。
いままで書いたことのなかった、かなり変わり種のお話です。



拍手をいただいています。
ありがとうございます。



魔品(ましな)。
モレタ島で一般的に普及している、
魔力を原動力にした道具の総称。
魔法使いが直接、魔力により動かすものもあるが、
より多く普及しているのは、
魔晶石(ましょうせき)と呼ばれる、
魔力を蓄える性質を持った鉱物を動力源とするものである。
その種類は多岐にわたり、
わたしたちが生活のなかで用いるありとあらゆる道具と
同じはたらきを魔品があると思って構わない。
水を湯に変える鍋、発熱を持続する鍋敷き、
あるいはひとりでの転がる車輪、
文字や風景を記録する板、などなど。
魔晶石の魔力は有限であるため、
定期的に魔力を補充する必要がある。
魔法使いであれば自分でできるし、
魔品、魔晶石の販売を行う店ももちろんある。

なお、魔晶石は、魔力の蓄積により発光するものがあり、
これは照明としてひろく用いられている。
また、一定の周期で発光するように調整された
魔晶石もあり、これは「時計」のないモレタ島において、
時間を知らせる役割を担っている。

このように、魔力、魔晶石がほぼすべての道具の
動力源となっているため、
それ以外の動力源はほとんど発達していない。

魔品は専門の職人が手掛け、
多くは手作業で作られる。
生活に密着した道具であるから、
それなりの人数の魔品職人が、
製造や改良に日夜働いている。
魔品職人は魔力を持っていなくてもなれるため
(魔法使いである魔品職人もいるが)、
魔法にかかわる仕事ではあるが、
魔法使いでない職人のほうが、数は多い。
有名な職人であれば多くの弟子を抱え、
また、職人組合も作られている。
モレタ島北東部は、
特に職人が多く住む町があり、
工業都市として有名である。

ごく少数であるが、
魔力、魔晶石を用いない、別の動力源による道具の
開発、研究を行っている職人、あるいは研究者がおり、
その技術は「機術」あるいは「機法」と呼ばれる。
非常に少数派であり、その研究、あるいは行いは、
わたしたちにおけるオカルトのような目を向けられて
いるというのが実情である。

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