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ブログ・おもらし抒情

おしっこは我慢するけど 言いたいことは我慢しません。

魔法学校女子寮より。8

オーデルさん:ちぃ? 難しそうなご本を読んでいますね。

ザーレさん:つぼ、の本だよ。

オーデルさん:つぼ?

ザーレさん:からだの表面を刺激することで、
      からだの中の調子を整えることができるんだってさ。

オーデルさん:へぇぇ。

ザーレさん:あ! おねしょの治るつぼだって!
      ちょっと試してみようよ! ありぃ、横になって!

オーデルさん:ええぇ!? は、はい。

ザーレさん:まずここを、、、ぎゅうっ!

オーデルさん:ひゃんッ!

ザーレさん:変な声出さないでよ!

オーデルさん:す、すいません。でも、痛いっていうか、
       くすぐったいっていうか、気持ちいいっていうか、、、

ザーレさん:それ、効いてるんだよ! こんどはこっち、ぎゅぎゅっ!

オーデルさん:んんッ、はうぅ。

ザーレさん:それから、ここかな? ぎゅー!

オーデルさん:ひゃああああん!

ザーレさん:それから、こっち! むぎゅううう!

ちょろ、ちょろろろろ。

オーデルさん:ごめんなさぁい!
       痛いのとくすぐったいのと気持ちいいので、
       おしっこ出ちゃいました、、、

ザーレさん:ベッドびっしょり、、、これじゃ、おねしょと変わらないね。



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あなたのおうちは。

さて静かに秋は近付き、空が高くなる。
もう冷たい風が降りてきて、
こがね色、と言うのは少し大げさな
空き地の草むらを抜けていく。
白い猫が1匹、黒い猫が2匹、
背すじを伸ばしてやわらかそうに
佇んでいて、
デニムの長いスカートと、
青い大きいマフラーと、
白いニットキャップの彼女が、
少し離れたところにしゃがんで、
猫たちを見つめている
まぼろしを、わたしに呉れた。



草むらにしゃがんで、
猫を見ている。
やわらかそうで、あったかそうだと思う。
近づいてきてくれたらな、
って思うけど、思っているだけのひとのところには
あんまりこないって、思う。
にゃお、にゃお、にゃあご。
目を細めると笑っているように見えて、
開いた口から覗く歯は、かっこいい。
膝が疲れて、いっそ、
ごろん、ってしちゃおうかなぁ。
やなことがあったんだ。
いいよね。
わたしはしゃがんだまま、
すっかり冷たい風がおなかのなかに溜めていった
ちくちくするかたまりを
逃がしてやった。
いいよね。
やわらかくて、あったかくて。
にゃお、にゃお、にゃあご。
草むらにしゃがんでいるだけ。
猫を見てるだけ。



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ありがとうございます。

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湯気のような。

めっきり寒くなりました。
おしっこから湯気も立つでせう。
男性は立って小用を足せますから、
おしっこの湯気を見られる機会も
多いように感じますが、
女性の場合はどうでせう。
和式なら見られるか。
洋式でも見ようと思えば?
などと。
もやもや。



おもらししちゃったんだ。
塾の帰り。
寒くてさ。
間に合うと思ったんだけどさ。
家までもう少し、っていう、
小さな公園。
音がすごくおっきく響いてる気がしてさ。
きょろきょろしちゃった。
はあっ、て足元見たら、
おしっこから湯気、立っててさ。
なんかきれい、って一瞬思っちゃったんだ。
一瞬だよ、ほんと、一瞬。



拍手・感想をいただいています。
ドッペルドミナント!
も、もちろん、考えて書いたんだからね!?
嘘です。はじめて聞く言葉です。
今回はいつも以上に、
「見えそうで見えない」二人の関係かな、
と思いまして、
お読みいただき、ご想像いただき、
そして楽しんでいただけたのなら、
ほんとうにありがたいことです。

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更新のお知らせ。

短編に1作

『ドッペルコンツェルト』

を追加いたしました。
例によって、高校の管弦楽部で
バイオリンを弾く女の子なんて
知りあいにいませんので、
設定などなどかなりアレかと思われますが、
どうか、大目に見てやってくださいませ。

当初は女の子同士のお話を考えていたのですが、
人肌の恋しくなる季節ですし、
ちょっと色気があってもいいかな、と
この形に落ち着きました。
色気があったか、と言われると、ごにょごにょ。

ていうかさ、
強く引っぱっていく男性を書こう、
とか思ってたんだけどさ、
結局終わってみれば
主導権は女の子が握っている、
みたいなさ、
いまいち強い男性が書けない。
なんだろ、
願望かな(苦笑)

『水源のアリエ』第3話は、
来月更新が出来そうです。
新しい人物が登場し、
ようやくパーティーらしく
なってくる、はずです。
はず。
ずずず。



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感想(LOVE)。

『限界聖布☆マジカルパンツァー 最終話』

愛とは耐えること、と、どこで聞いたろうか。
ひょっとしたら、誰かの結婚式であったかも知れない。
愛は容易ではないし、耐えることも容易ではない。
耐えることだけが愛、とは思いたくないけれど、
耐えなければならないときも、あるだろう。
魔法少女は、「強さ」であると、常々思う。
わたしが魔法少女に憧れるのは、
その「強さ」ゆえ。
負けない強さ、立ち上がる強さ、変える強さ、
変えない強さ、守る強さ、
耐えることだけが愛、とは思いたくないけれど、
愛ゆえに、耐え続ける、我慢し続ける強さに、
わたしはやはり、憧れる。



今週末あたりには、
短編の更新ができそうです。
人肌恋しくなる秋だけに、ちょっと
色気のあるお話を、、、
なんて思ったのですが。
ががががが。



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ありがとうございます。

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