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ブログ・おもらし抒情

おしっこは我慢するけど 言いたいことは我慢しません。

年末のご挨拶。

今年も残りわずか。
弊サイトにとって今年は、
大きな出来事が2つ、ありました。

ひとつは、サイトの立ち上げより3年にわたり
お付き合いいただいた、
(わたしの妄想のなかに現れたときから数えれば、
 実に10年以上のお付き合いになるのですが)
看板娘、夢泉みはるさんの卒業。
今更のようですが、当初の構想では、
『れもん・どりゐむ』はもっと頻繁に更新し、
中高6年分のエピソードを書きたいと
思っていました。
夢泉さんが卒業する3月に、ちょうど
6年分の過去エピソードが追いつく、
という具合です。
ところが実際は、ご覧のとおりで(苦笑)
中学3年分を書くのがやっとでした。
いつぞやも申しましたが、
リアリティなどはあまり深く考えず、
もっとのびのびおもらし(笑)させてあげれば
良かったかなぁ、などとも思うのですが、
ともあれ、無事に見送ることができて良かったなぁ、
と。

もうひとつは、やはりずいぶん前から思い描いていた、
おもらしRPGの小説版『水源のアリエ』に
着手できたこと。
構想としては夢泉さんと同時期からあったのですが、
RPGの世界、ファンタジーを書くということは、
おもらし以外の、多くの世界観をいちおう形作っておく
必要があり、はたしてわたしにできるだろうか?
瑣末な設定づくりに追われ、本当に書きたい場面が
書けないのではないか?
そんな不安から、なかなか筆を取れずにいました。
実際、第3話まで書いた現在でも、
手さぐり試行錯誤のなかにいます。
ですが、主人公アリエ・オーデルさんをはじめ、
わたしの大好きな娘さんたちが、
とっても魅力的なお姿で、わたしのあたまの中を
駆けまわっているのも確かです。
かつて読み、胸をときめかせた名だたるファンタジー小説に
思いを馳せ、この素敵な娘さんたちの物語を
紡いでいければ、と思うばかりです。

最後に、細々とでも弊サイトを続けていられるとても大きな理由は、
ここを訪れてくださる方々がいらっしゃるということ。
夢泉さんの卒業に際しいただいたご感想をはじめ、
読んで下さる方がいらっしゃるという喜びを強くわたしに
教えてくれました。
楽しんで下さる方が、どきどきして下さる方がひとりでも
いらっしゃる、書き手として、これほど嬉しく、また
励みになることはありません。
おもらし界のなかでも、さらに片寄った弊サイトでは
ありますが、お気に召しましたら、どうぞ、
お付き合いくださいませ。

今年も大変お世話になりました。
来年もよろしくお願いいたします。
どうぞ、良いお年をお迎えください。

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魔法学校女子寮より。11

ザーレさん:うぅ、重、、、
      ありぃ、なんでいつもわたしの上乗ってくるんだろ。
      ほんと寝相わるいんだから。
      しかもおなかの上とか。これじゃ熟睡できないじゃない。
      ありぃといっしょに寝るのはいいけど、
      寝不足はかんべんしてよぉ。
      どぉしよ、でも、落とすのもかわいそうだし。
      ありぃ、どいてよ!

オーデルさん:すや~。

ザーレさん:もぉ、もしわたしがおねしょしちゃったら、
      ありぃ、あたまびっしょりだよ! どうするの!
      え、それって、、、
      、、、ありぃに、わたしの、、、かけちゃう、、、
      どんな顔、するかな、、、
      そう言えばいつだったか、ありぃにだっこされたまま
      しちゃったよね、、、
      ありぃ、あの時、「あったかかった」って、
      わらってくれた、、、
      ちょ、わたし、なに考えてるんだろ!
      へんな気持ちになってきちゃったよぉ。
      ありぃ、とにかく降りて!

オーデルさん:すやすや、すや~。

ザーレさん:もぉ! ありぃ!
      ほんとに、このまま、しちゃうぞ、、、



拍手をいただいています。
ありがとうございます。

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しもげている。

寒い。
車のフロントガラスが霜げています。
冷えた朝。
霜を払いながら干すシーツ。
晴れてくれてよかった。
寒いけど。



寒い朝。
満員電車の熱気。
ぎゅうぎゅう。
あんまり、嫌いじゃなかったりする。
わたし、ちょっと変わってるのかな。
人がいっぱいいて、
あったかくて、
嫌いじゃない。
おしっこ我慢してなければ、
だけど。



拍手絵紹介。

今年の秋ころの。

おねしょザーレさん。
なのですが、
めがねとサイドポニーがないと
だれだかぜんぜん分からない。



拍手・感想をいただいています。
ありがとうございます。
ほんとうに励みになります。
感想を書くというのは、けっこう
体力を使うと思いますので、
いただけるというのは本当にありがたいです。
台詞だけで進むお話、というのは
いつかやりたいなぁ、と思っており、
今回、このようなかたちで書くことができました。
心理描写を省くことで広がる想像、
というのはありますよね。
とは言え、こころに引っかかる
素敵な描写を書きたいなぁ、という思いも
もちろんあり、日々精進です。

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更新のお知らせ。

短編に1作、

『水際の観察』

を追加いたしました。

今まで書いていなかった、
ちょっと変わり種のお話です。
一発ネタ、というか。
ねんまつだしーいいかーみたいなー。
例によって生物部の女子高生さんの
知り合いなんていませんので、
設定等かなりアレですけどね!
ていぅかお話そのものが
かなりアレですけどね!
ねんまつだしーいいかーみたいなー。

ネタばれついでですが。
今回、地の文による感情や心象の描写が
一切ないんですよね。
台詞と客観的様子のみしか書いていない。
こういったかたちは、かえって想像力を
刺激しやすいだろうな、と思うのですが、
さて?



拍手をいただいています。
ありがとうございます。

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魔品について。

本文はまたくどくど長いので、先に。
今週末あたりには、新作の短編を載せられそうです。
いままで書いたことのなかった、かなり変わり種のお話です。



拍手をいただいています。
ありがとうございます。



魔品(ましな)。
モレタ島で一般的に普及している、
魔力を原動力にした道具の総称。
魔法使いが直接、魔力により動かすものもあるが、
より多く普及しているのは、
魔晶石(ましょうせき)と呼ばれる、
魔力を蓄える性質を持った鉱物を動力源とするものである。
その種類は多岐にわたり、
わたしたちが生活のなかで用いるありとあらゆる道具と
同じはたらきを魔品があると思って構わない。
水を湯に変える鍋、発熱を持続する鍋敷き、
あるいはひとりでの転がる車輪、
文字や風景を記録する板、などなど。
魔晶石の魔力は有限であるため、
定期的に魔力を補充する必要がある。
魔法使いであれば自分でできるし、
魔品、魔晶石の販売を行う店ももちろんある。

なお、魔晶石は、魔力の蓄積により発光するものがあり、
これは照明としてひろく用いられている。
また、一定の周期で発光するように調整された
魔晶石もあり、これは「時計」のないモレタ島において、
時間を知らせる役割を担っている。

このように、魔力、魔晶石がほぼすべての道具の
動力源となっているため、
それ以外の動力源はほとんど発達していない。

魔品は専門の職人が手掛け、
多くは手作業で作られる。
生活に密着した道具であるから、
それなりの人数の魔品職人が、
製造や改良に日夜働いている。
魔品職人は魔力を持っていなくてもなれるため
(魔法使いである魔品職人もいるが)、
魔法にかかわる仕事ではあるが、
魔法使いでない職人のほうが、数は多い。
有名な職人であれば多くの弟子を抱え、
また、職人組合も作られている。
モレタ島北東部は、
特に職人が多く住む町があり、
工業都市として有名である。

ごく少数であるが、
魔力、魔晶石を用いない、別の動力源による道具の
開発、研究を行っている職人、あるいは研究者がおり、
その技術は「機術」あるいは「機法」と呼ばれる。
非常に少数派であり、その研究、あるいは行いは、
わたしたちにおけるオカルトのような目を向けられて
いるというのが実情である。

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