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ブログ・おもらし抒情

おしっこは我慢するけど 言いたいことは我慢しません。

おもらしが好き、きみが好き。

胸をいっぱいにするのは夏のにおい、
胸が空っぽになるのは冬のかおり。
どちらも切なくて、けれど冷たい雨の日は、
よけいにさみしさが募る。



女性のおもらしやおねしょが好きです。
だから、おもらしやおねしょをしてしまう女性が好きです。
好きなひとには笑顔でいて欲しいです。
けれど、多くの場合おもらしおねしょはつらい、苦しいことでしょう。
つらかったことも、苦しかったことも、時間が経てば
笑えるようになるかもしれません。
だからそんな、笑えるようになった、
あるいははにかみながら胸の奥にしまった、
おもらしやおねしょの思い出のお話が好きです。
では、まだ笑えない、思い出にできない、
つらい、苦しいおもらしおねしょのお話は?
わたしは、
女性のおもらしやおねしょが好きです。
だから、おもらしやおねしょをしてしまう女性が好きです。
好きなひとには笑顔でいて欲しいです。
あなたが笑顔になるために、もしもわたしにできることがあるならば。
あなたのちからになりたい。



冷たい雨
冷たい服
冷たい視線
冷たい椅子
冷たい夜
誰か聞いて
冷たい明日



拍手をいただいています。
ありがとうございます。

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それ、逆じゃね?

X(エックス)をやっています。
ご存じかとも思いますが。
当初X(旧Twitter)を始めた目的は、拙サイトの宣伝と、
おもらしおねしょ作品の情報収集でした。
ところが、次第に使用目的が変わってきます。
どう変わったのかは、ツイキャスでよくしゃべっていますので、
気になる方はちょっと聞いてみてください(ダイレクトマーケット)。

冗談さておき。
ある時、「日めくりおもらし」、というワードを思いつきました。
せっかくXをやっているのだから、1日1シチュエーション、
おもらしおねしょの小話をポストしたらおもしろいんでなかろうか。
続かなかればそれはそれ。そんな、軽い気持ちで書き始めたのが
今年の4月の終わりごろ。
今日現在まで、多少の投稿のずれはありますが、なんとか続けております。
あたまを捻って考えたわりにはあまり面白くないなァ、
というお話もありますが、中には、もっと話をふくらませたい、
短編としてきちんと完成させたい、なんて思えるようなものもあります。

という訳で。そんなお気に入りをいくつか、こちらでも紹介したく。
ご存じかとも思いますが。



夏景色の抒情。

「小さいころ、紫陽花の色は土の性質で変わるって聞いて、じゃあ紫陽花のそばにおしっこしたら色が変わるんじゃないかと思って、
毎日こっそりしていたことをふと思い出した。
小雨がセーラー服を濡らす帰り道、真青な紫陽花が咲いていた。
お腹のしたが、きゅ、と疼いた」

「夕食、すいかをもう一切れ食べようとした弟に、おねしょするからダメ、と母さんが言った。
弟は不満そうに、なんで姉ちゃんはいいんだよ、と口を尖らす。
お姉ちゃんはいいのよ、もう大きいから。おねしょしても自分で後始末できるし。
…母さん、それ以上言わないでね」

「どうしてかき氷なんて食べちゃったんだろう。
どうしてラムネなんて飲んじゃったんだろう。
楽しそうにする友達に、もう我慢できないなんて言えなくて、せめて、どうか誰も気づかないでください。
夏祭りの賑わいに隠れて、紺の浴衣が、太ももが、下着が一気に熱くなった」



あれ、Xの宣伝にこちらのブログを使っている?
それ、逆じゃね?
タイトル回収。お粗末でした。



拍手、感想をいただいています。
ありがとうございます。
8月16日の方。
刺さっちゃった! わーい!
影響を受けた詩や作家さん、
憧れの、美しい文体としたら、
明治大正期の詩人の影響は大きいですね。
私自身、思い出=戻れない過去への執着は人一倍
強いかもしれません。そのあたりが響いたのでしょうかね。

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ちょっと種あかし。

たまには普通のブログ。
創作の種あかし?

文章を書いていて、やっぱり他の方と差別化をはかりたい、
と思う事があり。
わたしには、
意表を突く構想力も、
思わず読み進んでしまうストーリーも、
心に爪痕を残す強烈な場面も書けなくて。
けれどやっぱり差別化ははかりたくて、
たどり着いたのが、
「なんだか違和感のある文体」
だった。
あれ、なんか変だな、不思議な文章だな、
と、読み手の心に引っ掛かりつつ、
伝えたいことをきちんと伝え、決して読みにくくない、
そんな文を書きたい、
と。

うまくいったか、と言われると。
まぁ、自分でも気に入っている文やお話もある一方、
こりゃ気取り過ぎてるな、意味が伝わらんな、
と、恥ずかしくなるものもある。

いずれにせよ、
わたしには構成力もストーリー力も
発想力もないので、
ありふれたお話だけど、何か心に染みるような、
そんな物語を目指すのがいいだろうな、
と、今も思っている。
それはきっと「詩」のような文章になるのではないか、
とも。



あなたは、わたしのおしゃべりが好きと言った。
わたしもだよ。
でもね、ほんとうは、あなたのおしゃべりよりも
あなたが好きなんだ、と言ったら
あなたはきっといやな顔をするだろうね。

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更新のお知らせ。

更新のお知らせです。
短編に1作、

『evergreen』

を追加いたしました。
久々の、小出さん&然有さんのお話です。

…え?
然有さんって誰?
久々って、初登場じゃないの?

ですよねぇ。
短編での登場は初めてですね。
わたしも忘れていました。

お読みになっていただいて、
あ、と思われた方はそれが正解です。

だれじゃこりゃ? 知らんわ!
と、思われた方は、それはそれです。

まぁそもそも、ちょおお久しぶりの短編更新で、
水源のアリエはどうなっとんじゃ!?
という感じなのですが、それもそれです。

いやもうほんと、
こんなサイトに来てくださる方がいるなんて、
有り難くておしっこ漏れます。
小出さんが。

まじで。



たぶん、やってることはこの10年変わっていませんし、
これからも変わりません。たぶん。

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10年間、ありがとうございます。

拙サイト、おもらし抒情をはじめて10年が経ちました。
最近はほとんど更新していないにもかかわらず
足を運んでくださる方がいらっしゃり、感謝に堪えません。

歳を重ね、また環境が変わり、わたし自身の「おもらし、おねしょ」に
対する感じ方もずいぶん変わったように思います。
それが近年の、作品の書けなさにつながっている、
とまでは言い切れませんが、10年前のような
衝動もエネルギーもないことは確かです。

それでも、わたしはおもらしおねしょが好きです。
目には見えないけれど確かに存在するはずの
「彼女のおもらし、おねしょ」に焦がれています。
もしかしたらこれはもう、「信仰」なのかもしれません。
わたし自身を救うための。
けれど、「わたし」が救われるのなら、
わたし以外の誰かも「救える」かもしれない。
これまた信仰のような話ですが、
それでも、「彼女」のことを、
わたしの紡いだ物語を読み、そっとはにかむ彼女を
思わずにはいられないときがあるのです。

10年間、本当にありがとうございました。
そしてこれからも、よろしくお願い致します。



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