X(エックス)をやっています。
ご存じかとも思いますが。
当初X(旧Twitter)を始めた目的は、拙サイトの宣伝と、
おもらしおねしょ作品の情報収集でした。
ところが、次第に使用目的が変わってきます。
どう変わったのかは、ツイキャスでよくしゃべっていますので、
気になる方はちょっと聞いてみてください(ダイレクトマーケット)。
冗談さておき。
ある時、「日めくりおもらし」、というワードを思いつきました。
せっかくXをやっているのだから、1日1シチュエーション、
おもらしおねしょの小話をポストしたらおもしろいんでなかろうか。
続かなかればそれはそれ。そんな、軽い気持ちで書き始めたのが
今年の4月の終わりごろ。
今日現在まで、多少の投稿のずれはありますが、なんとか続けております。
あたまを捻って考えたわりにはあまり面白くないなァ、
というお話もありますが、中には、もっと話をふくらませたい、
短編としてきちんと完成させたい、なんて思えるようなものもあります。
という訳で。そんなお気に入りをいくつか、こちらでも紹介したく。
ご存じかとも思いますが。
*
夏景色の抒情。
「小さいころ、紫陽花の色は土の性質で変わるって聞いて、じゃあ紫陽花のそばにおしっこしたら色が変わるんじゃないかと思って、
毎日こっそりしていたことをふと思い出した。
小雨がセーラー服を濡らす帰り道、真青な紫陽花が咲いていた。
お腹のしたが、きゅ、と疼いた」
「夕食、すいかをもう一切れ食べようとした弟に、おねしょするからダメ、と母さんが言った。
弟は不満そうに、なんで姉ちゃんはいいんだよ、と口を尖らす。
お姉ちゃんはいいのよ、もう大きいから。おねしょしても自分で後始末できるし。
…母さん、それ以上言わないでね」
「どうしてかき氷なんて食べちゃったんだろう。
どうしてラムネなんて飲んじゃったんだろう。
楽しそうにする友達に、もう我慢できないなんて言えなくて、せめて、どうか誰も気づかないでください。
夏祭りの賑わいに隠れて、紺の浴衣が、太ももが、下着が一気に熱くなった」
*
あれ、Xの宣伝にこちらのブログを使っている?
それ、逆じゃね?
タイトル回収。お粗末でした。
*
拍手、感想をいただいています。
ありがとうございます。
8月16日の方。
刺さっちゃった! わーい!
影響を受けた詩や作家さん、
憧れの、美しい文体としたら、
明治大正期の詩人の影響は大きいですね。
私自身、思い出=戻れない過去への執着は人一倍
強いかもしれません。そのあたりが響いたのでしょうかね。
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