拍手をいただいております。ありがとうございます。
『体験を通じて』は、「おもらし遊びに目覚めちゃう女の子」の
お話が書ければと思って構想したものでしたが、
介護施設と言う舞台設定も作用してか、
考えていた以上に、きれいにまとまったようです。
お気に召してくださったのなら幸いです。
*
「えへへー、みはる、商店街の夏祭り
行っちゃいました☆」
おぉ、いいじゃないですか。
「やきそばもフランクフルトも、もちろんかき氷も食べたし、
ラムネも飲んじゃいました」
楽しんでますね。
「今年は光るリボン型のカチューシャが流行りなんですよ!」
ヘぇ。可愛らしいですね。
やっぱり浴衣で行ったんですか?
「ふふふ、浴衣着ちゃいました。
紺に花柄です。ちょっと大人っぽいでしょ☆」
にこにこですね、看板娘さん。
よほど楽しいかったんですね。
「楽しかったです! おトイレも心配したほどじゃありませんでした!」
それはなにより。
「おむつ穿いてって、しちゃったらコンビニのおトイレで、その、
換えました。狭くてちょっと大変でしたけど」
そういうトイレの使い方をするんですね。
「まわりの人がそわそわしながら列に並んでるなか、
みはるはすごい余裕だぞ、って」
そこは優越感を感じるところですかね。
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