児童書紹介に一冊、
『バイバイ スクール -学校の七不思議事件ー』
を追加いたしました。
掲示板で情報をいただいたものです。
ありがとうございます。
廃校を間近に控えた山奥の小学校の、最後の夏休み、
たった6人の全校生徒の前で、次々と起こる「七不思議」の怪現象。
主人公たちと一緒に謎解きに挑むもよし、
山間ののどかな暮らしや、少年少女のすがすがしい息吹に
思いをはせるもよしの、まさに「青い鳥文庫」らしい一冊です。
ガキ大将格の6年生の男の子と、彼の妹の1年生の女の子が、
怪現象が起こるたびにおねしょをしてしまうのですが、
だれもそれを笑いものにするでなく、日常の景色の一コマとして、
当たり前のように台詞に上ったりして、
小さな集落ならではの人間関係を、上手に描いているように感じます。
逆に言えば「おねしょ」がほとんど物語にからんでいないのですが、
6年生の男の子であったり、かなりの頻度でしているようであったりと、
想像のふくらむ余地が大いにあるのではないでしょうか。
掲示板等でもう何冊か、情報をいただいているのですが、
なかなか紹介ができず申し訳ありません。
どうぞ気長に、お付き合いくださいませ。
「あんまり待たされると、漏らしますよ?」
なんですと? 思わぬところからつっこんできましたね、
看板娘さん。
「たまには、看板娘らしいこともしなきゃなー、って」
わーありがたい。ではまたしばらく更新しませんので、
どうぞその間にやらかしちゃってください。
「やーでーすー!」
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