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ブログ・おもらし抒情

おしっこは我慢するけど 言いたいことは我慢しません。

かぜのつよいひ。

花ふぶきがきらきらと降り注ぐことの美しさ。
もっと見ていられたら、けれど。
きらきら、風をはらむスカート。
少女の胸のおくの秘密が重なる。
もっと見ていられたら、けれど。
倫理とか、そんなものじゃあなくて、
目を逸らさずにはいられない、
風の強い日。



春の嵐だそうで。
春、風、花、雨、おもらし。
あたたかさとつめたさの。
通り過ぎるだけの。
この時がいつまでも続けば、
きっと息が止まってしまうでせう、
だから、春は逝き、風は去り、
花は散り、雨は落ち、おもらしは過ぎる、
なんて、たぐいの、
抒情。



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ありがとうございます。

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魔法学校女子寮より。31

ザーレさん :ありぃ、また掛ぶとん蹴っとばして。風邪ひくよ。よいしょ。

オーデルさん:むにゃ、、、ありがとうございますぅ。
       ちぃもいっしょに寝ましょう?

ザーレさん :もぉ、寝ぼけてるんだから。ちょっと待ってて、
       トイレ行ってから、わたしも寝るから。

オーデルさん:お手洗い、わたしも行こうかな、、、

ザーレさん :ん、お先にどうぞ。

オーデルさん:ありがとうございますぅ。むにゃ。

ザーレさん :行かないの? なら、わたし先入っちゃうよ。

オーデルさん:いま行ってきたですぅ。

ザーレさん :、、、って、もしかして! ありぃ!

オーデルさん:はいっ! 、、、夢の中のお手洗いだったですぅ。

ザーレさん :まったく、タイミングが良いんだか悪いんだか。
       ほら、起きて、着替えてきて。シーツは乾かしておくから。

オーデルさん:ふみゅう、ありがとうございますぅ。ごそごそ。

ザーレさん :着替え、終わった? シーツは乾いたよ。

オーデルさん:ありがとうございますぅ。すみません、ちぃ。

ザーレさん :気にしないの。いっしょに寝る?

オーデルさん:だめですぅ。また、おねしょしちゃったら、、、

ザーレさん :気にしないよ。わたしだってしちゃうかもしれないし。

オーデルさん:でも、、、

ザーレさん :おねしょしちゃうありぃも、わたしは、好きだからさ。

オーデルさん:え?

ザーレさん :好きなひとといっしょに寝られるって、わたしは、
       しあわせだって思うから。
       別に、ありぃがいっしょに寝たくないなら、無理にとは
       言わないけど。

オーデルさん:いっしょに、寝たいですぅ。

ザーレさん :ありがと。おやすみ、ありぃ。

オーデルさん:ちぃといっしょに寝られると、わたしもあったかしあわせ
       ですぅ。ぎゅ!

ザーレさん :(ほんとにかわいいんだから、ありぃは、、、)



拍手・感想をいただいています。
ありがとうございます。
そうか! ザーレさんはオーデルさんをこっそり覗いていたのか!
みょうに納得してしまいました。
こちらは、本編では書けない甘々いちゃいちゃ路線ですので、
本編以上にふたりの距離が近くなっております。
お互いの覗きっことかも、アリですね、、、

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魔法学校女子寮より。30

ザーレさん :制服着てても、屋外の授業は冷えるね、ありぃ。

オーデルさん:は、はい。そうですね。

ザーレさん :ありぃ、おしっこがまんしてるでしょ。

オーデルさん:え、あ、その。

ザーレさん :見れば分かるよ。そこの木陰でしてきちゃえば?
       ぱって行ってくれば、ばれないよ。

オーデルさん:で、でもぉ。

ザーレさん :でも、授業終わるまでがまんできないでしょ?

オーデルさん:は、はい。キツいですぅ。

ザーレさん :だったら、おもらししちゃうよりマシでしょ?
       わたし、見張ってるから。

オーデルさん:で、でもぉ。

ザーレさん :ほら、今ならまだ間に合うから、ね。

オーデルさん:は、はいッ。とたとたとたっ。

ザーレさん :まったく、あの子は。

オーデルさん:あ、あの、、、

ザーレさん :終わった? こっちおいで。
       大丈夫、誰も気づいてないよ。

オーデルさん:は、はい。

ザーレさん :ありぃ。

オーデルさん:なんですか?

ザーレさん :間に合わなかったんでしょ。

オーデルさん:えっ、あっ、それは。

ザーレさん :見れば分かるよ。間に合わなかった顔してるもん。

オーデルさん:すいません、せっかく、ちぃが声かけてくれたのに。

ザーレさん :今日は寒かったからね、仕方ないよ。

オーデルさん:ぐすっ。

ザーレさん :大丈夫、濡れてるの、そんなに目立たないから。
       普通にしてれば、へいきへいき。

オーデルさん:は、はい。

ザーレさん :授業終わったらすぐにぱんつ乾かすから。
       それまでちょっとだけ、冷たいの我慢してね。

オーデルさん:はい。ちぃ、ありがとうございますぅ。

ザーレさん :もぉ、泣かないの!



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ありがとうございます。

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魔法学校女子寮より。29

ザーレさん :だいぶ熱も下がったみたい。
       これなら明日からは、授業にも出られるんじゃないかなぁ。

オーデルさん:ありがとうございます。ちぃ、ずっと看病してくれて。

ザーレさん :ありぃが辛そうだと、わたしも辛いもん。

オーデルさん:ちぃ特製のハーブティ、とってもよく効きました!

ザーレさん :でしょ? ちょっとおトイレ近くなっちゃうのが
       難点だけど。

オーデルさん:でも、それも、ちぃが、、、

ザーレさん :この数日ですごく上手になった気がする、おむつ換えるの。

オーデルさん:はぅぅぅぅ。

ザーレさん :あの熱だったらトイレ行くのも辛いでしょ?
       ぐっすり寝てたほうが、治るのも早いよ。

オーデルさん:その間、ちぃがぜんぶ、おむつ、換えてくれて、、、
       はぅぅ。

ザーレさん :なんならありぃ、これからもおむつにする?

オーデルさん:えええ!?

ザーレさん :そしたらベッドも濡らさなくてすむし、
       授業中に恥ずかしい思いもしなくてすむよ。

オーデルさん:おトイレ自分で行きますぅ!

ザーレさん :ごめんごめん、冗談だよ。

オーデルさん:ちぃ、いじわるですぅ。

ザーレさん :ごめんごめん。さ、明日のために早く寝よう?
       今夜はおむつ、する?

オーデルさん:あ、その、し、します。

ザーレさん :(ありぃ、かわいいなぁ。わたしのほうが
        おむつ換えのとりこになっちゃったかなぁ、、、)



拍手・感想をいただいています。
ありがとうございます。
とても素敵なお話でした。
降りしきる雪、来ないバス、仕方ない、飛び乗るタクシー、
ひと息つけばよぎる、雪の中の出来事。脱ぎ捨てたタイツ。
冷え切った体を震わせる、二度目の熱。
せっかく乗ったのに、でも、もう。

もう雪はヤだ!

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ゆきのひのあさ。

都心では今年、二回目の積雪。
車の運転さえ考えなければ、雪はきれいだと
思えるのですけど。
運転ほんとこわい。
できればこれ以上、降ってほしくない。



学校帰りの女生徒さん方が、
道のはたに積まれた雪を避け、
なにやらおしゃべり。
ひとりは黒のタイツ、もうふたりは素足。
かれこれもう20分。
寒くないのだろうか、
おトイレ行きたくならないだろうか、などと。



雪の日の朝はなぜかしずかで
このままおふとんの中にいていいよ
そんなふうに言われた気がして
わたしはカーテンも開けず
しずかにしずかにまるくなっている
雪の日の朝のつめたさ
シーツのうえに流れ込んで
いっそ溶けてしまいたいのはわたし
いいえもう溶けてしまった



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ありがとうございます。

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