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ブログ・おもらし抒情

おしっこは我慢するけど 言いたいことは我慢しません。

魔法学校女子寮より。30

ザーレさん :制服着てても、屋外の授業は冷えるね、ありぃ。

オーデルさん:は、はい。そうですね。

ザーレさん :ありぃ、おしっこがまんしてるでしょ。

オーデルさん:え、あ、その。

ザーレさん :見れば分かるよ。そこの木陰でしてきちゃえば?
       ぱって行ってくれば、ばれないよ。

オーデルさん:で、でもぉ。

ザーレさん :でも、授業終わるまでがまんできないでしょ?

オーデルさん:は、はい。キツいですぅ。

ザーレさん :だったら、おもらししちゃうよりマシでしょ?
       わたし、見張ってるから。

オーデルさん:で、でもぉ。

ザーレさん :ほら、今ならまだ間に合うから、ね。

オーデルさん:は、はいッ。とたとたとたっ。

ザーレさん :まったく、あの子は。

オーデルさん:あ、あの、、、

ザーレさん :終わった? こっちおいで。
       大丈夫、誰も気づいてないよ。

オーデルさん:は、はい。

ザーレさん :ありぃ。

オーデルさん:なんですか?

ザーレさん :間に合わなかったんでしょ。

オーデルさん:えっ、あっ、それは。

ザーレさん :見れば分かるよ。間に合わなかった顔してるもん。

オーデルさん:すいません、せっかく、ちぃが声かけてくれたのに。

ザーレさん :今日は寒かったからね、仕方ないよ。

オーデルさん:ぐすっ。

ザーレさん :大丈夫、濡れてるの、そんなに目立たないから。
       普通にしてれば、へいきへいき。

オーデルさん:は、はい。

ザーレさん :授業終わったらすぐにぱんつ乾かすから。
       それまでちょっとだけ、冷たいの我慢してね。

オーデルさん:はい。ちぃ、ありがとうございますぅ。

ザーレさん :もぉ、泣かないの!



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魔法学校女子寮より。29

ザーレさん :だいぶ熱も下がったみたい。
       これなら明日からは、授業にも出られるんじゃないかなぁ。

オーデルさん:ありがとうございます。ちぃ、ずっと看病してくれて。

ザーレさん :ありぃが辛そうだと、わたしも辛いもん。

オーデルさん:ちぃ特製のハーブティ、とってもよく効きました!

ザーレさん :でしょ? ちょっとおトイレ近くなっちゃうのが
       難点だけど。

オーデルさん:でも、それも、ちぃが、、、

ザーレさん :この数日ですごく上手になった気がする、おむつ換えるの。

オーデルさん:はぅぅぅぅ。

ザーレさん :あの熱だったらトイレ行くのも辛いでしょ?
       ぐっすり寝てたほうが、治るのも早いよ。

オーデルさん:その間、ちぃがぜんぶ、おむつ、換えてくれて、、、
       はぅぅ。

ザーレさん :なんならありぃ、これからもおむつにする?

オーデルさん:えええ!?

ザーレさん :そしたらベッドも濡らさなくてすむし、
       授業中に恥ずかしい思いもしなくてすむよ。

オーデルさん:おトイレ自分で行きますぅ!

ザーレさん :ごめんごめん、冗談だよ。

オーデルさん:ちぃ、いじわるですぅ。

ザーレさん :ごめんごめん。さ、明日のために早く寝よう?
       今夜はおむつ、する?

オーデルさん:あ、その、し、します。

ザーレさん :(ありぃ、かわいいなぁ。わたしのほうが
        おむつ換えのとりこになっちゃったかなぁ、、、)



拍手・感想をいただいています。
ありがとうございます。
とても素敵なお話でした。
降りしきる雪、来ないバス、仕方ない、飛び乗るタクシー、
ひと息つけばよぎる、雪の中の出来事。脱ぎ捨てたタイツ。
冷え切った体を震わせる、二度目の熱。
せっかく乗ったのに、でも、もう。

もう雪はヤだ!

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ゆきのひのあさ。

都心では今年、二回目の積雪。
車の運転さえ考えなければ、雪はきれいだと
思えるのですけど。
運転ほんとこわい。
できればこれ以上、降ってほしくない。



学校帰りの女生徒さん方が、
道のはたに積まれた雪を避け、
なにやらおしゃべり。
ひとりは黒のタイツ、もうふたりは素足。
かれこれもう20分。
寒くないのだろうか、
おトイレ行きたくならないだろうか、などと。



雪の日の朝はなぜかしずかで
このままおふとんの中にいていいよ
そんなふうに言われた気がして
わたしはカーテンも開けず
しずかにしずかにまるくなっている
雪の日の朝のつめたさ
シーツのうえに流れ込んで
いっそ溶けてしまいたいのはわたし
いいえもう溶けてしまった



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魔法学校女子寮より。28

オーデルさん:のど乾いたですぅ。でも、寝る前に飲んだら、
       ぜったいおねしょしちゃいますぅ。

ザーレさん :あぁ、のど乾いた。ハーブティでも淹れようかな。
       ありぃも一緒に飲まない?

オーデルさん:でも、いま飲んだら、、、その、、、

ザーレさん :おねしょ、心配?

オーデルさん:はい、、、

ザーレさん :わたしのベッドで、一緒に寝よっか。

オーデルさん:え?

ザーレさん :それで、おねしょしちゃったら一緒にありぃのベッドで
       寝るの。どう?

オーデルさん:いいんですか?

ザーレさん :もちろん! じゃあ、ハーブティ淹れてくるね。
       一緒に飲もう?

オーデルさん:はい!

(翌朝)

オーデルさん:結局、ふたつともベッド、濡らしちゃいましたね、、、

ザーレさん :うぅ、まさかわたしもしちゃうなんて、、、
       ちょっと飲み過ぎたかなぁ。

オーデルさん:あっ! わたしが二回しちゃったのかも!

ザーレさん :いやそれ、自信持って言うとこじゃないから。



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魔人技(完全に備忘録)。

本編でようやく「魔人」という言葉を出せて、
いろいろ考えてたら楽しくなっちゃって、
忘れないうちに。
おもらしとはなんの関係もない話題です。はい。



 魔人技(まじんぎ)とは、魔人がその卓越した身体能力をもって繰り出す
さまざまな破壊の技である。
通常は剣を用いて放たれるため、単に剣技とも呼ばれる。
 以下は、ズミリマタ派魔人の用いる技の名で、
共和国系の魔人が用いる技は、内容は同じでも別の名がある。



・牙角(がかく)
 突進力・貫通力を併せ持つ衝撃波を放つ。

・牙断(がだん)
 牙穿よりも巨大だが、威力では劣る衝撃波を放つ。

・牙穿(がつ)
 
直線的な衝撃波を放つ。

・斬体(きたい)
 剣を用いず、身体全体で衝撃波を放つ技。

・気輪(きりん)
 切断力の高い高速の衝撃波を繰り出す。

・重翼(じゅよく)
 衝撃波と同じ軌道で同時に直接攻撃を行う技。

・晶衣(しょうえ)
 特殊な移動により残像を生む技。

・指鈴(しりん)
 指先だけを用いて強力な衝撃波を放つ。

・切奈(せつな)
 一度の動作で複数の斬撃を繰り出す技。

・突月(とつき)
 瞬時に無数の突きを繰り出す技。

・破扇(はせん)
 衝撃波により広範囲の対象をなぎ倒す。

・禍穿(まがつ)
 指向性をもつ衝撃波を放つ。

・靄矢(もや)
 地を這うような衝撃波を放つ。



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