魔法学校女子寮より。４３のおまけ

ザーレさん　：け、結局さ、はだかで寝ることにしたの？

オーデルさん：あ、え、あの、その、も、もうちょっと
　　　　　　　考えてからにしよっかなって、お、思ってますぅ。

ザーレさん　：そ、そうだよね。やっぱり寒いし、
　　　　　　　からだ冷えたらよけいおねしょしちゃいそうだし。

オーデルさん：そ、そうですぅ。おねしょしなくても、
　　　　　　　その、汗とかいっぱいかいたら、結局シーツ
　　　　　　　洗濯しないと、い、いけないですし。

ザーレさん　：そうだよね。毎晩はだかは、ね。

オーデルさん：そ、そうですぅ。毎晩ふたりではだかは、その、、、

ザーレさん　：それじゃ、もう寝よっか！　明日も早いし！

オーデルさん：そ、そうですね。寝ましょう！

ザーレさん　：あ、ありぃ。寝る前のおトイレ、行った？

オーデルさん：あ、は、はい。行ったですぅ。

ザーレさん　：そ、それじゃ、おやすみ！

オーデルさん：おやすみなさいですぅ！

ザーレさん　：（興味本位で、はだかになっちゃった。
　　　　　　　　ありぃ、気づいてないよね？　わたしいまはだかだよ。
　　　　　　　　考えただけで、すごいどきどきする、、、）

オーデルさん：（実はいまはだかなんて言えないですぅ。
　　　　　　　　シーツが直接触れて、はぅぅ、すごいどきどきするですぅ。
　　　　　　　　ちぃ、気づいてませんよね、、、？）

＊

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魔法学校女子寮より。４３

オーデルさん：ちぃ！　すごいことを思いついたですぅ！
　　　　　　　おねしょしてもパジャマもぱんつも濡らさない方法ですぅ！

ザーレさん　：え、なにそれ、どうするの。

オーデルさん：すっぽんぽんで寝るんですぅ！
　　　　　　　そうしたら、服は濡れないし、洗濯も減るですぅ！

ザーレさん　：あー、えーと、あー、なるほど、ね。

オーデルさん：さっそく今夜からやってみるですぅ。

ザーレさん　：え、全裸で寝るの？　毎晩？

オーデルさん：そうですぅ。

ザーレさん　：お昼寝のときとかも？

オーデルさん：もちろんですぅ。

ザーレさん　：さ、寒くないかな。

オーデルさん：制服を掛けておけばきっとあったかいですぅ。
　　　　　　　（註・魔法学校の制服には発熱・冷却の機能がある）

ザーレさん　：いやでも、毎晩はだかって、それ、そもそも、
　　　　　　　どうなのよ。

オーデルさん：見られるのはちぃだけだから、大丈夫、で、すぅ。

ザーレさん　：いやそういうことじゃなくて。っていうか
　　　　　　　自分で言ってなにちょっと赤くなってるのよ！

オーデルさん：ちぃに、毎晩はだか、見られちゃう、、、

ザーレさん　：そ、そりゃあ、毎晩ありぃのはだか見られるのは、
　　　　　　　う、うれしいけどさ、、、

オーデルさん：ちぃも、はだかで寝てみますか、、、？

ザーレさん　：え？　わたしも？　っていうか、
　　　　　　　だからなんで赤くなってるのよ！

オーデルさん：ち、ちぃだって顔赤いですぅ。

ザーレさん　：だだだって、二人で毎晩はだかって、ねぇ、、、

オーデルさん：あ！　部屋真っ暗にするっていうのはどうですか？

ザーレさん　：、、、よけいこうふんする。

＊

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魔法学校女子寮より。４２

ザーレさん　：ありぃ、ハーブティ淹れたよ。一緒に飲もう？

オーデルさん：わぁ、ありがとうございますぅ。
　　　　　　　くんくん、、、いい匂いですぅ。わたしこれ、
　　　　　　　すごく好きですぅ。

ザーレさん　：ふふっ、わたしも好き。よく飲むんだ。

オーデルさん：あれ、くんくん、でも、この匂い、、、

ザーレさん　：なに？　どうしたの？

オーデルさん：やっぱりそうですぅ。ちぃのにおいがしますぅ。

ザーレさん　：ええ、そぉ？　わたしは分からないけどなぁ。

オーデルさん：ぜったいそうですぅ。そうか、ちぃのいいにおいは、
　　　　　　　ハーブティのにおいだったんですね。

ザーレさん　：そうかなぁ？　確かにこれ、よく飲んではいるけど。

オーデルさん：ちぃのにおいのお茶、、、
　　　　　　　んん、ずっとくんくんしていたいですぅ。

ザーレさん　：もぉ、ありぃったら。
　　　　　　　でも、ありぃも好きなら、いつでも淹れるよ。

オーデルさん：えへへ、ごちそうさまですぅ。
　　　　　　　（、、、ちぃのおしっこも同じにおいがするですぅ。
　　　　　　　　そう言えばこのハーブティ、色も似ていますぅ、、、）

＊

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魔法学校女子寮より。４１

オーデルさん：こんこん、けほっ。

ザーレさん　：あれ、ありぃ、風邪？

オーデルさん：大丈夫だと思いますけど、ちょっと咳が出て。

ザーレさん　：どれどれ、、、ん、ちょっと熱っぽいね。

オーデルさん：なんだか体もだるくて。やっぱり
　　　　　　　風邪でしょうか。

ザーレさん　：このところ寒いしね。
　　　　　　　ちょっと待ってね、薬草ハーブティ淹れるから。
　　　　　　　これ飲めば、すぐに良くなるよ！

オーデルさん：ありがとうございますぅ。ちぃのハーブティは
　　　　　　　いつもとってもよく効くですぅ。

ザーレさん　：ちょっと苦いけどね。はい、どうぞ。
　　　　　　　これ飲んで早く寝て、悪くなる前に治しちゃおう。

オーデルさん：あったかいですぅ。ありがとうございます。

ザーレさん　：あ、ありぃ、毎度のことだけどこの薬草、
　　　　　　　すごく利尿作用が強いから、今夜は必ず
　　　　　　　おむつして寝ること！

オーデルさん：あ、はい！　でも、、、

ザーレさん　：大丈夫。しちゃったらぜったい起こしてね。
　　　　　　　わたしが替えるから。

オーデルさん：は、はい、、、

ザーレさん　：ありぃが起きなくても、わたし夜中確認するから。
　　　　　　　安心して寝て。

オーデルさん：あ、ありがとうございますぅ。あれ、
　　　　　　　ちぃもなんだか顔が赤いですぅ。
　　　　　　　風邪、うつしちゃいましたか？

ザーレさん　：わ、わたし？　ぜんぜん元気だから。あ、あはは！
　　　　　　　（久しぶりにありぃのおむつ替えられるってすごい
　　　　　　　　どきどきしてるとか、言えないよぉ！）

＊

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魔法学校女子寮より。４０

オーデルさん：ん、、、あっ。おねしょ、しちゃいました、、、
　　　　　　　ちぃ、、、よく眠ってますぅ。起こしちゃったら、
　　　　　　　悪いかな、、、どうしましょう。

ザーレさん　：ふぁ、あ、ありぃ。おはよ。
　　　　　　　あれ、このにおい、、、ベッドびっしょりじゃない！
　　　　　　　それもこんなに冷たくなって！
　　　　　　　どうしてもっと早く言わなかったの！？

オーデルさん：ちぃ、起こしたら、悪いかなって、、、

ザーレさん　：もぉ、そんなこと気にする間柄じゃないでしょ！？
　　　　　　　風邪ひいたらどうするのよ！

オーデルさん：ごめん、、、なさい、、、

ザーレさん　：謝らなくていいから！
　　　　　　　早くシャワー浴びて着替える！
　　　　　　　こっちはわたしが乾かしておくから！

オーデルさん：はい、、、ありがとう、、、ございますぅ。

ザーレさん　：もぉ、あの子は変なところで気にしぃなんだから。
　　　　　　　こんなに冷たくなるまで、がまんして。
　　　　　　　まったくほんとに、、、
　　　　　　　、、、かわいいんだから。

オーデルさん：ちぃ、怒らせちゃったですぅ。しゅん。

ザーレさん　：ありぃ、入るよ。わたしもシャワー浴びるから。

オーデルさん：わ、あ、はい！

ザーレさん　：、、、ありぃ。ありがとね、気つかってくれて。

オーデルさん：ごめんなさい、、、

ザーレさん　：謝らなくていいって。
　　　　　　　ほら、あったまった？

オーデルさん：んん、ちぃ、あったかいですぅ。

ザーレさん　：次はちゃんと言うんだよ？
　　　　　　　起こしていいんだからね。

オーデルさん：はい、ありがとうございますぅ。ぐすっ。

ザーレさん　：よしよし。