オーデルさん:ちぃ? まだ、起きていたんですか?
ザーレさん:あ、ありぃ。なんか、眠れなくてさ。
オーデルさん:お顔が、むー、ってなっています。
また、難しいこと、考えていたんでしょう。
ザーレさん:難しいっていぅか、なんか、うまくいかないこと
ばっかりで、考えだすときりがないっていうか。
オーデルさん:ちぃはまじめですもんね。
ザーレさん:そうでもないけどさ、まじめにやんないと、
何もできないから。
オーデルさん:やっぱり、まじめです。
ザーレさん:ごめんね、ありぃ。なんか、愚痴っぽくなっちゃって。
オーデルさん:ぜんぜん、です。ちぃとおしゃべりするの、好きですから。
ザーレさん:ありがと。ありぃ、たまには、いっしょに寝る?
オーデルさん:えへへ、いいですか?
ザーレさん:ん。こっち、おいでよ。
オーデルさん:そしたら、ちょっと、洗いものだけ。
ザーレさん:洗いもの?
オーデルさん:あの、その、お、おねしょ、、
ザーレさん:なんだ、おしゃべりの前に着替えてくればよかったのに!
オーデルさん:すいません、言い出せなくて。
ザーレさん:手伝うから、ぱっと済ませちゃおう。
オーデルさん:あ、ありがとうございます。
ザーレさん:まったく、冷えちゃったでしょ?
あっためてあげるから、ね。
*
拍手・感想をいただいています。
うおお! 銀の防災ずきんについて、
お話ありがとうございます!
備えあれば憂いなし、ですね(笑)
思い返せばクラスに何人か、あの銀の防災ずきんを
持っているのがおり、
子供ごころに、かっこいいなあ、うらやましいなぁ、
と、思ったのを思い出しまして。
ありがとうございます!
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