オーデルさん:はぅぅ、おしっこしたいですぅ。
がまんできるかな、、、
ザーレさん :ありぃ、大丈夫? トイレ我慢してるでしょ。
オーデルさん:ひゃ、は、はい、、
ザーレさん :今さら恥ずかしがる仲じゃないでしょ?
大丈夫? 校舎まで我慢できそう?
オーデルさん:が、がんばりますぅ。
ザーレさん :頑張るって、この森から校舎まで、ずいぶんあるよ?
きつかったら、その辺でしちゃいなよ。
見張っててあげるから。
オーデルさん:でも、、、
ザーレさん :もらしちゃうよりましでしょ!
ほら、してきちゃいなよ!
オーデルさん:は、はい。ひゃあっ! ざぶーん!
ザーレさん :茂みの陰に小川があったんだ! ありぃ、大丈夫?
オーデルさん:だ、大丈夫です、、、あっ、、、
(川でしりもち着いちゃったから、衝撃で
おしっこが、、、)
ザーレさん :、、、すっきりした?
オーデルさん:やっぱり、気づかれちゃったですぅ。
ザーレさん :これだけびしょ濡れなら、もう分からないよ。
さ、ありぃ、立てる? 掴まって。
オーデルさん:ありがとうございます、ちぃ。
ザーレさん :(んっ、水に入ったら、なんだかわたしもおしっこ
したくなってきちゃった。校舎まで我慢できるかな)
オーデルさん:、、、ちぃも、しちゃいますか?
ザーレさん :えっ? そ、その、、、
オーデルさん:今さら恥ずかしがる仲じゃない、ですぅ。
ザーレさん :まいったね。じゃあ、お言葉に甘えてわたしも、、、
えいっ! ざぶーん!
オーデルさん:(わたしのほうが川下、、、今この流れには、
ちぃのおしっこが、、、)
ザーレさん :ありぃ! ヘンなこと考えてるでしょ!
ありぃがそういう顔してるときは、だいたい、、、
オーデルさん:はぅぅぅぅぅ!
*
拍手・感想をいただいています。
ありがとうございます。
「おねしょのある日常」を描きたいな、と
思っていました。
そこに「夏休み」という「非日常」を
入れられたら、物語になるかな、と。
「日常」であるがゆえ、ドラマチックな
展開にはしなかったのですが、
いかがでしたでしょう。
ご感想、本当に励みになります。
ありがとうございます。
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