木漏れ日と白いブラウス。

すっかり初夏の陽ざしです。
制服の娘さんがたの白いブラウスがまぶしい。
衣替えは６月くらいでしたっけ？
薄着が良い、というわけではないけれど、
陽光に浮かぶ白いブラウスは本当に素敵。
空想の記憶の中の、白と、緑と、おしっこ。
抒情。

　木漏れ日の下で　きっと誰かを待っていました
　ブラウスのうえでさやさや揺れる　透明な緑
　眠ってしまっていいかしら
　目を閉じたまま　梢の声に相槌をうって
　眠ってしまったら　きっとみな流れてしまう
　流れ出てしまうことを望んでいる
　もう　がまんしなくていいですよね
　眠ってしまったら
　温かくて　流れ出して
　もう　誰も見つけられない

だからなんだってわけじゃないんです。

そうか、今日は平日なのね。
学生さんたちとすれ違わないと気がつかない。

だからなんだってわけじゃないんですけど、
下校途中かなぁ、
小学校中学年くらいのおんなのこが、
路肩のポール（オレンジのふにょふにょしたあれ）に
またがろうとして、
ぴょんぴょんしてました。
だからなんだってわけじゃないんですけど！

脱出できない空間。

世間は大型連休だそうで。
今年は天候にも恵まれる予報で、行楽には良さそうですね。
　道路はどこも渋滞。
渋滞の車中といえばおもらし。
逃げ場のない空間で否応なく訪れる我慢の限界。
どきどき。
　少し先の話ですが、５月に掲載予定の短編では、
運転中のおもらしのおはなしを考えています。
　現実問題、車中でおもらししちゃったら、
車のシートとか後始末が大変だろうなぁ、
などと、あんまりどきどきしないことを考えつつ。
　行楽中のおもらし、といえば、
キャンプとか、ハイキングとかもかわいらしいか知ら。
どきどきどきん。

更新のお知らせ。

今日はとても風が強いです。
道行くおんなのこがさりげなくスカートを押さえています。
おんなのこは成長の過程で、スカートの時の足さばきや、
強風時の押さえ方なんてを、自然に身につけていく
ものなのか知ら。
おんなのこのふしぎ！

　児童書紹介に一冊、
『空とぶ大どろぼう　おっとしつれい！』
を、追加いたしました。
　悪党だけどどこか憎めない大泥棒マヌケンと、その一味の
巻き起こす騒動を、おもしろみたっぷりに描いた、
これぞ児童文学、と言える作品です。
たしかシリーズもので、何冊か出ているはず。
　この巻に、マヌケン一味と対峙する準主役、ちびっこ探偵団の少年が、
おねしょをしてしまう場面があります。

　わたしは、「夢のなかでおしっこをしておねしょ」のパターン、
あまりないような気がするんですよね。
夢は見ているんですけど、おしっこやトイレとはあまり関係のない場面で、
気がつくと「あ、でちゃった」で、目が覚める、みたいな。
　「おしっこがまんの夢」とか「気持ちよくおしっこをする夢」とか、
なんだか憧れてしまうのです。

アニメのなかのおもらし。

先週放送のアニメでおもらしシーンがあったそうで。
どんな層をターゲットにしたアニメなのか知ら。
ヤングアダルト（古い言い方！）かな。

　今でも子供向けアニメで、おもらしの場面ってあるのでしょうか。
子供の頃って無自覚にアニメを見てるから、
内容によっては突然トラウマを植え付けられてしまうことも
かなりあるような気がします。
『おぼっちゃまくん』のおもらし回なんて、ずいぶん
引きずっちゃいましたもの。
おもらし怖い！　って。
いい話だったんですけどね。

　アニメの他にも、おもらしを扱った漫画や小説もずいぶん
あるような昨今。
いいぞどんどんやれ。
質の高いおもらし作品が出てくることは大歓迎です。
じっくりおもらしと向き合う児童書も、もっと出てこないかなぁ。